3.図表索引凡例

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 図表索引を補足説明します。  2025/5/6 初版
 @.この索引は、国立国会図書館デジタルアーカイブの『守貞謾稿』の図と表に関する索引です。
  別作の「索引」は岩波文庫『近世風俗志』の索引を基にデジタルアーカイブを参照するものであるが、
  同書には図・表に関する索引はありません。依ってこれを補うものです。
   デジタルアーカイブの図は、『近世風俗志』では読み取れない部分まで表現されており、理解に役立
  つ事、間違いなしです。是非本物の絵を見て下さい。
   対応の為『近世風俗志』の該当巻と頁を載せています。
  尚、デジタルアーカイブでは、原本に付箋が有る場合、付箋を付けた状態と、付箋を捲りあげた状態と
  二度撮影され2コマ有る様です、同一頁と思われる場合は、図の見易い方を用いた。
  
 A.図表索引の並びについて。
   「よみ」を「あいうえお」順に並べました。図表名の勝手な命名規準により、同じ様な位置に並
   ぶべきものが、連続しないかもしれません。ブラウザ上の機能「ページ内検索」等を有効に活用
   してご利用下さい。
   「クローム」「エッジ」では「Ctrl」キーを押しながら「F」キーを押すと、検索窓(ウィザード)
   が出ると思います。
   
 B.文字化けに関して。このHTMLの元ネタとしたエクセルには『風俗志』が使用する活字で入力しま
  した。この時点では一文字を除き、問題なく登録出来ました。どのような内部コードで登録されて
  いるかは知りませんが、これのユニコード対応表を作成し、VBAを使用しhtmlファイル出力時点で
  16進表現でテキスト化する事で対応しています。
  現在拾い出した漢字以外が出て来ると文字化けの可能性があります。
  尚、「クローム」と「エッジ」では見えていますが、ブラウザが変わると保証は出来ません。

  以下に説明、注意点を列挙しておきます。
 1.見出し「ID」は『守貞謾稿』での出現順を示します。
 2.「図表名」に関して
  ・図、表に固有の名前が付いているものはそれを用いたが、無いものは、図の説明部分から適当
   と思われる文字を抜き出して使用した。
   又、説明の無いもの等については、筆者が勝手に付けた。
   同じく、本文中に文字の様に書かれている図も同様に適当に付けた。
  ・デジタルアーカイブには載るが、『近世風俗志』にないものが幾つかあります。これは『風俗志』が
   校訂と謳っている様にオリジナルの書き損じや、損紙を裏紙として使用した為見えているもの
   等を省いた事によると思います。
   が、ここでは0巻、0頁の表現の上、載せています。
  ・同様の図・表が連続する場合、一幅と思われないものはそれぞれ別とし、二つ目以降は最初の
   図名に続き、「、」を付け後ろに適当な名前を付けた。
    例、始めに【AA図】があり、その下に裏面が書かれているとした時、
     1.AA図  2.AA図、背
  ・図名が無い時に、本文中の見出し相当部が使えそうな時も、上記と同様にした。
    例、本文中に「江戸の羽子板をかうに画のごとく」とあるものを
     「正月戯、羽子板包装」の様に命名した。 「正月戯」は2コマ前の見出し。
  ・別称が有る場合も上記と同様にした。
  ・文字は出来る限り本文中の文字を用いた。この為「?」と文字化けする可能性があります。
  ・同じ表現を避ける為か、故意に文字を使い分けている様に思われるが、元のままとした。
    例、「袋」「嚢」、何方も「ふくろ」である。
 3.「よみ」は、本文中に「かな」でかかれている場合はそれを用いた。為に促音や濁音が使わ
   れていないと思われます。又、カタカナはソートの都合上、平仮名に改めています。
   ふりがながない場合は筆者の読下とした為、場合によっては、音便表現となっています。
    例、「新粉細工」を「しんこざいく」
   尚、「よみ」に関しては不適切なものがあると思いますがご容赦下さい。
    例、「・・・扮」 を「・・・ふん」  「・・・よそおい」 が良いか
      「今世」   を「こんせい」   「こんせ」「いまよ」が良いか
      「今製、今制」を「こんせい」   「いませい」    が良いか、等。
 4.「注」について。
   別表記、索引語の助けとなる文字、本文中の出典、該当図表中に書かれた文字、
   場合によっては疑問等を載せた。文字列検索の一助としたつもりである。
 5.「巻、頁」について
   『近世風俗志』の該当巻数とページ位置を示す。
   本文中にもある、ライ(礼)紙、白紙裏に図表があり、『風俗志』の校訂により脱けたと
   思われるものは、0巻、0頁としている。
 6.「図書館URL」は国会図書館デジタルアーカイブ『守貞謾稿』の該当コマのアドレスです。
 7,「コマ内」の左右について。
   デジタルアーカイブ参照時の右側頁にあるか、左側頁にあるかを示す。
   見開きに渡って一図の物は「右」としている。
   同一頁に、複数図がある場合は考慮しておらず、全て「右」又は「左」である。

 【参考】
 「今世」は、『守貞謾稿』の概略に「嘉永六(1853)年」、目録の後に「慶応三(1867)年」の日付があり、 
 書き始めが上記概略の初めに「天保八(1837)年以来見聞」とあるので、1837〜1867年と出来るか。
 この間、天保(〜15)、弘化(〜5)、嘉永(〜7)、安政(〜7)、万延(〜2)、文久(〜4)、元治(〜2)、慶応(〜4)であるが、
 記事を書いた日、本人が感じた日、執筆期間等を考えると、厳密に捉える必要は無いのかも知れない。

守貞謾稿索引の元データは、エクセル※「守貞謾稿図表索引」(約220KB)か、
Googleのスプレッドシート 「守貞謾稿図表索引」を参照下さい。
 ※エクセルはマイクロソフト社の表計算ソフト
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