南海電鉄特急サザン

1985年(昭和60年)に四国連絡特急の代替として新造された2両編成のサザンは10編成まで増備され、 1992年(平成4年)からは4両編成7編成に再編されその際新塗色に変更されました。
2011年9月からはサザンプレミアムが2編成導入されました。

Ⅰ-2両編成(旧塗色)

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1985年10月1日に東急車輌で製造されたサザン8両(モハ10001~10004、クハ 10901~10904)は甲種回送で和歌山市に搬入されました。
電動機や制御器は廃車された1000系(2代目)から流用されましたが、台車等は新造されました。
塗色は通勤車との連結を考慮し、当時の南海色であったグリーンを基調に明るいオーシャングリーンを配しておりました。
11月1日から特急四国号に替わり、一部座席指定の場合は7000系や7100系通勤車4両と連結して6両で、全車指定の場合は2編成を連結し4両で朝と夜間に特急として運用されました。
その後10005Fが1985年10月に10006F・10007Fが1987年3月、10008F~10010Fが1989年10月に増備され合計10編成が揃い、本数の増加や1987年には2連x3の6両全車指定が誕生しました。

Ⅱ-4両編成(新塗色)

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サザンが好評であり、要望の多かったトイレ設備を設置した4両固定編成化を行うため、従来からの2連X10編成を4連X7編成に再編する事となり、 必要な中間車7編成の内4編成8両分を10107~10+10807~10で新設し、3編成分10104~6+10804~6を10001~3+10901~3を改造し cMTMTc編成に組成、中間車TMの連結面に男女トイレ、洗面所が設置されました。
新造した車両はシートピッチが従来の980mmから1030mmに拡大され側面窓も大型化し横幅を1750mmから1860mmに拡げ、 高さも800mmから900mmとなり間柱を黒色として連続窓のように見えるので改造車と簡単に区別できるようになっています。
新造された中間車は新南海カラーで搬入され、改造した中間車は改造と同時に、先頭車も随時新南海カラーに塗り替えられ4両固定編成化が実施されました。

Ⅲ-プレミアム

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1985年の運行開始から23年が経過したのと自由席特急車を無くすため新しい車両サザンプレミアム12000系が2編成投入され2011年9月から運行を開始しました。
併結する新通勤車8000系をベースに製作されておりcMTTMcの編成となっています。
車両にはプラズマクラスターが搭載され、無水男子小便器や各座席にACコンセントも用意されています。
トイレや洗面室は和歌山市側先頭車の1号車に設置され、多目的室や自動販売機は難波側4号車に設置されており、各車両の出入り口には防犯カメラが設置されています。
主要な搭載機器や設備は両端のcM、Mc車に搭載されており、2・3号車のT車には2号車に電源装置があるのみで3号車を抜いた運用も可能と思われます。
従って座席数は1号車が50人と他車両の60~68人と比べて少なく、インターネット予約の際の座席配置表でプレミアム編成が判別できます。

Ⅳ-TOPICS

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TOPICSではサザンが投入される前に走っていた特急「四国号」に使用された1000系(2代目)流線型クロスシート車や
サザンが東急車輌から国鉄線を甲種回送で和歌山市駅に到着するまでの写真、
そして2013年4月28日に開催され加太線に中間車を抜いた2両で入線した「ありがとう『10005編成』特急サザンが加太線を初運行!」の話題を取り上げています。

 ・ 1000系特急四国号

 ・ サザン10000系甲種回送ので搬入

 ・ 「ありがとう『10005編成』特急サザンが加太線を初運行」

10004F~10010Fの7編成とサザンプレミアム12000系12001F・2Fの2編成で運用されていた特急サザンも10005Fと10006Fが廃車され合計7編成となりました。
現在特急サザンは30分毎の運用となっていますが、今後増便があるのか、また12000系の増備がされるのか否か気になるところです。