登山第一弾 東京最高峰 雲取山(日本百名山)へ登る(2011.11.3〜11.4)
9月後半に笹本稜平の「駐在刑事」を読んでいて奥多摩の山を舞台とした事件ものの話であり少し惹かれる。次に「還るべき場所」という本を読む。K2を目指して相方をなくした話であったがとっても面白かった。山登りの小説がとっても面白く食いつくようになる。それから新田次郎の小説を次々読み、加藤文太郎を題材とした「孤高の人」に行きつく。これをきっかけに山登りをしようと決断する。 これまで山登りは、富士山、高尾山、秩父丸山、尾瀬くらいで、もう10年以上も前に登ったきりである。 初心者と同様で、単独行は少し怖いため、後輩2名を誘って雲取山へ登ることにした。ここでは、ハラ坊、タクと呼ぶようにしよう。 まず、山の本を数冊購入して準備をする。ザック、靴、レインコートなど準備に6万円ほどかかった。
登山計画
一応計画は、以下のとおり立てた。
======================登山計画=========================
□1日目
(電車)池袋発 7:05 西武池袋線快速急行(三峰口行) 西武秩父着8:50
(バス)西武秩父駅発 9:10 三峰神社着 10:25
(登山)三峰ルート(三峰神社から徒歩約5時間)
三峯神社→妙法ヶ岳分岐→霧藻ヶ峰(土日は売店有り)→白岩小屋(水場)→白岩山頂→芋の木ドッケ→大ダワ→雲取山荘
(宿泊)雲取山荘
0494−23−3338(午前8時〜8時ごろまで)
※風呂なし 料金:1泊2食付き7500円、弁当:1000円
□2日目
(出発)7:00
(登山)石尾根ルート(徒歩8時間)
雲取山荘→雲取山→小雲取山→ブナ坂→七ツ石山→高丸山→日陰名栗峰→鷹巣山避難小屋→鷹ノ巣山→六ツ石山肩→羽黒神社→南一丁目→奥多摩駅(青梅線)
(電車)奥多摩〜御嶽
(バス)JR御嶽駅→滝本駅(大人片道270円) 西東京バス10分
(ケーブルカー)滝本駅→御嶽山駅(6分) (大人片道570円)
(宿泊)町久保田
□3日目
(出発)10:00
(ハイキング)(徒歩3.5時間)
御岳山駅→▲御岳山頂(御岳神社)→大岳神社→▲大岳山頂→大岳神社→奥ノ院分岐を経て→▲鍋割山→▲奥ノ院→御岳神社→御岳山駅
(移動)御嶽山駅→滝本駅→JR御嶽駅→立川(解散)
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雲取山登山(往路)
この日は4時半起き。荷物整理をしているうちに出発時刻に。5時50分に家を出る。品川駅でそばを食べ山の手線に乗り換える。
池袋に6時50分に着き、急いで西武線に乗り込む。ハラ坊、タクに電話し、電車に乗るように指示する。合流して西武秩父駅まで2時間近くかけて移動。8時50分に到着。
バス停に荷物を置き、昼飯を買おうとするとバスが来て、人だかりができていたため直ぐに戻る。1台のバスで乗り切れないため臨時バスが2台も出た。結局、昼飯は買えなかったけど、バスに乗り自然観賞および居眠りをする。20分くらいオーバして三峯神社へ到着。
トイレに行き、売店を探す、食事処に行き、おにぎりを握ってもらう。ご飯値段と同じ300円でおにぎりを作ってくれた。良心的な店だった。
11時10分に三峰神社を出発。標高1100m。クマ出没の看板が出ていて、タクに笛を吹きながら歩くように言う。三峰神社の鳥居のところに置かれていた箱に登山計画を出していざ出発。ちなみに、妙法が岳(1332m)、白岩山(1921m)、雲取山(2017m)を総称して、三峰山というらしい。
ブナ林を歩き炭焼平に11時40分に通過。徐々に登って行き地蔵峠に12時20分に通過。霧藻ヶ峰に12時30分に到着。ここで昼食を取ることにし長めの休憩をする。標高1523m。400m近く登ってきたことになる。霧藻ヶ峰は、黒岩山、燕岩という名前があるが、秩父宮が昭和八年の夏、ここへ登山に訪れた際、「霧藻ヶ峰」の名を付けたとのこと。
13時に霧藻ヶ峰を出発。徐々に山を下ることになる。こんなに下っていいのかと思いつつ、お清平に10分後に通過。ここからが地獄。急な山を登ることになる。たまに四つん這いになりながらなんとか登る。前白岩の肩13時47分、前白岩山14時7分(1776m)、白岩小屋に14時25分、白岩山14時55分(1921m)に到着する。少し休憩すると近くに2頭連れの鹿を発見。
芋の木ドッケ15時4分、大ダワ15時40分に通過。ドッケとは、尖った峰をさす言葉で、峠はドッケがなまったものらしい。また、ダワも峠を意味するとのこと。男坂を登って、雲取山荘に16時13分に到着。最後はフラフラでやっと山荘に到着してホッとする。途中で根性杖を見つけて、杖を突きながら登ったが、杖を突くのと突かないのでは大違いであることを認識する。
チェックインし、夕食18:00、朝食5:30、日の出6:5の看板がでており、部屋に入り着替えをして洗顔に外にでる。水場は外にあり、夜は真っ暗になるため懐中電灯を準備する。ビールを買って飲みながら我々が山を知らなすぎる点、特にこの日地図を見ていても、アップダウンがあんなにひどく、あんな急角度の山を登ることとは思ってもいなかった。明日は石尾根を歩いて奥多摩駅まで歩く予定であったが鴨沢ルートに変更することにした。また、ハラ坊が膝を痛めていたので戻りやすい道にすることにした。話をしていると眠くなり、うとうとしていると夕食になる。
夕食はハンバーグ定食。残さず食べ上げる。部屋に戻り、焼酎、各ハイボールを飲みながら、まったり。消灯の21時を待たずに寝るが、21時半過ぎに目が覚め、トイレに行きたくなる。シーんとしている中、懐中電灯をつけて外に出る。かなり寒い。
戻って寝ようとするが疲労でなかなか寝付けず目を瞑って体を休める。
雲取山登山(復路)
朝5時起床。洗顔して歯を磨く。部屋でぐだぐだしていると朝食の時間に。食堂に行き朝食を食べる。何故か、生卵と海苔が2セット置いてある。ラッキー。ご飯をおかわりして腹いっぱいになる。外に出て、朝日がでるのを待つ。朝日が出てきて、真っ赤な太陽を見る。非常にきれいで朝から気持ちがいい。
部屋に戻り準備をする。弁当を注文していたが、行き違いで準備ができていないとのこと。鴨沢ルートにしたため問題ないためキャンセルしたら山荘の巾着をもらった。これまたラッキー。
6時45分に出発し、いきなり山を登り雲取山頂に7時12分に到着(2017m)。景色がよく富士山が見える。富士山以外の山の素晴らしく少し記念写真など撮り山頂を後にする。
富士山を右手に見ながら山を下っていく。富士山を何度も何度も撮影する。ハラ坊の膝が完治しないためゆっくり下山をしていく。足場が悪い道を進みながら奥多摩小屋に8時30に到着。小休憩をする。
ヘリポートを過ぎ、七つ石山へは行かず、鴨沢ルートをすすむ。途中に看板がでているくらいでこれといった目印がないためブナ林を永遠に進む。鴨沢ルートは登山する人が多く、多くの人とすれ違う。途中ハラ坊の膝が少し良くなったためスピードアップしたが、その結果、膝がまた悪化する。ちょっとづつ進み、一般道へ12時8分に到着。これまで使い続けてきた杖をここで捨てるが。。。
一般道を歩いていると、鴨沢バス停までの近道発見。また林道を歩くことになり、ハラ坊の足が酷いことになる。杖を作り休憩を取り、本日行く予定であった、御岳山の宿に電話してキャンセルすることに。更にゆっくり降りていく。13時過ぎにやっと鴨沢バス停に到着(13時10分頃)。本来3時間くらいで下るところを6時間かけて下ったことになる。
バスが来るまで時間があったため、酒屋でサブレとビールを買って昼食をとることにした。ビール、チュウハイ、ウィスキーを飲んでいい気分になる。バスで奥多摩駅まで1時間近く立って乗り、駅に着くと近場の食堂に入る。食事して一服して15時過ぎの電車に乗って立川で解散。
南武線に乗って川崎にでて蒲田へ18時頃着く。帰りにご飯を買って帰りぐったりする。私も膝がガクガクしていて下りで相当な負担がかかったのだと思う。
非常に疲れた1泊2日だった。結構歩いたように見えたが、初日:20519歩(14Km)、二日目23364歩(16Km)しか歩いていないのにはびっくり。もう少し歩いているような気がした。これから雪が降り出す時期になるため今年の登山はこれで終わり?来年の梅雨明けから登山を開始して徐々に山慣れをしていこうと思う。
ちなみに遭難保険等に一切入っていないため、どこかの組織に入ることを考えんばつまらん。山を舐めちゃはいかん!!
写真はこちら
<今回の装備>
ザック、登山靴、レインコート、ダウンジャケット(薄型)、ズボン、パンツ2泊分、化学繊維インナーシャツ2つ、薄手の長袖シャツ、靴下2足、カッターシャツ(綿)、コンパス、笛、アルコールティッシュ、水筒、ペットボトル(500ml)、軍手、靴紐、紐、ビニール3、手帳、ぺン、永久マッチ、地図、おやつ(飴、つまみ等)、財布(お金、免許書、カード等)、歯ブラシ、タオル3、ヘッドライト、ミニ懐中電灯、トイレットペーパ
<装備・登山の反省点>
・靴を新調したが、靴づれを起こした。足首にまとわりつく靴だったが左右アキレス腱にひっかかり下りは痛かった。試着では問題なかったが。。。
・薄手の長袖シャツが汗びっしょりで直ぐ乾かないものであったため体が冷えた。
・綿のシャツは濡れると冷たくなる。
・杖を買う必要あり(体力がないため。今回は山で調達した木を杖とした)
・水筒を持参したが容量が少ない。(水がすぐなくなった)
・テーピングを持参すべきだった。ハラ坊負傷対応ができなかった。
・体力がなさすぎ。途中で数回こけて捻挫しそうになった。
・下りは予定時間を遥かにオーバした。3.5時間コースを6時間かかった。
<良かった点>
・3人とりあえず無事帰宅。
・下りで気を抜かないようにした。そのため大きな怪我なし。2泊はできなかったが。。。
・防寒対策問題なし。
・空気が美味しい、朝日が最高、頂上の景観最高、達成感あり。