51.箕面市粟生間谷西3の十丁石

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箕面市粟生間谷西3−23 ほぼ東西に通る巡礼道と南北の道が交差する四辻北西部に、南東を正面に建つ
(山の口交差点より、中村の天満宮への途中。丁石の後ろ(北西部)民家敷地内に、六字名号碑が立つ)
尖頭型角柱 15x東面14x16p(頂高2p)上部摩滅か
N34.847022 E135.511819


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南東面
┌――――――――――――――――――――┐
│十                   │
└――――――――――――――――――――┘

南西面
┌――――――――――――――――――――┐
│(なし)                │
└――――――――――――――――――――┘

北東面
┌――――――――――――――――――――┐
│(なし)                │
└――――――――――――――――――――┘

北西面
┌――――――――――――――――――――┐
│(不明)                │
└――――――――――――――――――――┘


(『箕面のみちしるべ』箕面市教育委員会、平成三年刊、では40)
(同書に、「町数を示していると思われるが、二字目からは埋没していて不明。…これに続く町石は
 不明。」とある。
 私が、「東巡礼道」としている道筋での丁石では、北西1.8qに勝尾寺へ「十六丁石」があるが、
 石の太さや、座像の有無などの点で、同系とは見なせず、勝尾寺への距離を示しているとした場合
 は、少なくとも「三十…」となるはずで、「十」ではない。
 依って、移設でなければ、勝尾寺を示すものではないとする。或いは、丁石でもないとするかであ
 るが、一応丁石とする。
  明治の地図で、十から二十未満の範囲で、神社仏閣を見ると、北西は法蔵寺、素戔嗚神社、善福
 寺等、南西は帝釈寺、願生寺、萱野総社等が候補に挙げられ、東の山口の寺は近すぎる。石の向き
 と、道の付き具合から北西が有望で、法蔵寺は一見近そうに見えるが、旧道を辿ると「十一丁」に
 なりそうである。
 又、南、帝釈寺へ向えば、途中の道は東高校等で、今は無くなってしまったが、1.1qと想定され、
 十丁になり、十だけなら、向きが気になるが、この寺への丁石となるのではなかろうか。)
(丁石に関しては
 43.「箕面市勝尾寺の東巡礼道丁石一覧」
 44.「箕面市勝尾寺の表参道丁石一覧」
 45.「箕面市勝尾寺のウツギ谷参道丁石一覧」
 46.「箕面市西江寺の高山道参道丁石一覧」
 も参照下さい。)

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【1.丁石を北西に望む 【2.丁石を西に望む 【3.丁石を北に望む
 中央電柱の下僅か  奥、中村天満宮へ  奥(北)府道4号
 に見える当道標】  勝尾寺へ巡礼道】  を越え、白駒井へ】

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【4.箕面市の道標】 【5.勝尾寺への参道】
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