19.神戸市長田区高取山町の十八丁丁石(道標では無い)

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神戸市長田区高取山町  高取神社本殿前南東部、階段上って右手3mに南面して建つ
尖頭型角柱 113x24.5x22p(頂高7p)
N34.67633 E135.13088


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南東面
┌─―――――――――――――――――┐
│   發   赤阪音吉       │
│十八丁 起             │
│     人 小林為治       │
└――――――――――――――――――┘

北東面
┌─―――――――――――――――――┐
│明治三十六年八月 建之       │
└――――――――――――――――――┘

北西面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

南西面
┌─―――――――――――――――――┐
│       櫻井萬治郎      │
│       小林宗        │
└――――――――――――――――――┘


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊には記載なし。)
(神戸市街地から高取神社の参道は五本程ある様で、その中の一本は長田神社の西からの道と思われる。これを表参道
 と呼ぶか、「豊春道」というかよく知らないが、「長田区西山町1の道標」から来る道の到達距離を示したものでは
 ないかと思う。このルートは明治の地図にも載り、途中この石と同時に作られた「西山町2の一丁丁石」があること
 で疑いないと出来る。
  この参道には、途中「3,10,11,12,15,17」の6基の丁石も残っている。
 これらは「長田区高取山丁石一覧」を参照下さい。
  尚、西代からの参道(一の宮コース)には「長田区大谷町3の道標2(十八丁)」があるが、これとは関係ないと
 思うが同じく「十八丁」としている。)

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【1.丁石を北に望む 【2.丁石を北西に望む 【3.丁石を西に望む
 右百度石を下り表参道  右端は参道階段の手摺  奥に高取神社本殿
 左灯籠右に当丁石】  左奥(西)に本殿】  左(西)高取山山頂へ】

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【4.丁石南西面下部 【5.丁石南東面上部 【6.丁石北東面中部
 「櫻井萬治郎」と  「十八丁」  「明治三十六年八月」
 「小林宗」とした】  と読める】  とした】

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【7.丁石上部拡大 【8.丁石南東面下部 【9.対の壹丁丁石西面
 摩耗等ほとんど無く  「赤阪音吉」  大きさ、意匠等
 綺麗に見える】  「小林為治」とした】  ほぼ同じである】

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【10.神戸市西部の道標】

【参考】「今昔マップ on the web」で現在地図と比較できます。
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