67.羽曳野市誉田3の道標3/3

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羽曳野市誉田3−4−4 三ツ辻東部、二基の内南側に西を正面に建つ
(辻北西の「誉田3の道標1/3」、北隣の「誉田3の道標2/3」も参照下さい。)
尖頭型角柱 96x21.5x22p(頂高4p)(下20p折)
N34.558017 E135.611624


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西面
┌─―――――――――――――――┐
│      つぼさか      │
│右 大峯山     道     │
│      たゑま       │
└――――――――――――――――┘

南面
┌─―――――――――――――――┐
│  再発起井筒組        │
└――――――――――――――――┘

東面
┌─―――――――――――――――┐
│     善吉         │
│     与□□        │
│  元発起           │
│     傳蔵         │
│     喜兵衛        │
└――――――――――――――――┘

北面
┌─―――――――――――――――┐
│すぐ 大峰道          │
└――――――――――――――――┘


(『大阪の街道と道標』武藤善一郎、平成11年発行では、97)
(南面「再発起」、東面「元発起」とあるので、再建されたものと思われる。再建時も元の建設時期も共に
 不明であるが、元発起人の名前からは近世の様に思われる。)
(行先については、西面「つぼさか」は「壺阪寺、「たゑま」は「当麻寺」として問題ないでしょう。
  西面の「峯」と北面の「峰」の「みね」字が異なるのは同じ表現を嫌う事によるものでしょう。が、
 「道」を使い分けていない点が気に掛かる。よくあるのは楷書、くずし字、かな等を使い分ける。
 『今昔マップ on the web』明治の地図はこちら。)
(北は「羽曳野市誉田中学校西の道標」に、南は「羽曳野市古市簑の辻道標」に繋がる。)

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【1.道標を北に望む 【2.道標から西を望む 【3.道標を北東に望む
 奥(北)柏原、大阪方面  奥、藤井寺、大阪方面  右側が当道標
 右、手前が当道標】  右(北)道明寺天満宮へ】  左は2/3の道標】

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【4.道標北面上部 【5.道標西面上部 【6.道標南面下部
 「すぐ」と濁音で  「右 大峯山」  「再発起井筒組」
 書かれている】  と読める】  と読める】

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【7.道標北面下部 【8.道標西面下部 【9.道標東面中部
 「大峰道」とし  「つぼさか」  「元発起」
 「大峯」と使い分ける】  「たゑま」と読める】  と読める】

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【10.道標東面下部 【11.道標東面下部右
 元発起人の4名  「与□□」部分は
 名前下部は折損】  「与二良」「与之屋」か】

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