車両 cars
1995年、南海電鉄は貴志川線の近代化のため高野線で使用していた通勤ズーム22001系を大幅に改造し、ワンマン対応の2271系2両6編成を改造し貴志川線に投入した。
改造は全電動車の22001系2両編成の1両を電装解除し制御車2701形に電動車は2271形とした。
改造の種車 南海22001 1995.7.1 水軒
2271 貴志川線での初運用 1995.2.6
2006年4月和歌山電鐵の発足後の2006年8月、2007年7月、2009年3月に水戸岡鋭治氏デザインの「いちご電車・おもちゃ電車・たま電車」に改造されました。
和歌山国体のPR電車に使用された「きいちゃん電車」は2015年の国体終了後の2016年に、水戸岡鋭治氏デザイン第4弾の「うめ星電車」に改造されました。
最後まで南海カラーで残った2272編成は2018年10月から「おかでんチャギントン電車」の広告をラッピングされました。
「おもちゃ電車」は2021年9月5日運行を終了し、第5弾「たま電車ミュージアム号」生まれ変わり2021年12月4日から運用を開始しました。
2006年8月6日 水戸岡鋭治デザインの第1弾「いちご電車」が登場しました。
いちご電車 2019.4.9 撮影
いちご電車 2007.7.29 撮影
南海電鉄時代の2271-2701 2005.1.3 撮影
2272編成は最後の南海カラーで2018年9月まで運用、10月から「おかでんチャギントン電車」のラッピングをされました。
大池遊園 2020.4.9 撮影
2018.10.30 田中口
伊太祈曽車庫から出庫する2272 2009.4.11 撮影
絵手紙電車HM( 2018.4.2撮影) 大池遊園さくらHM( 2017.4.13撮影)
2016年6月4日リニューアル列車第4弾は水戸岡鋭治氏がデザインを担当し、紀州・和歌山を代表する特産品で世界一の梅「南高梅」(なんこううめ)をモチーフに和のテイストあふれる列車「うめ星電車」が登場しました。
改造前は2013年6月11日に登場した、2015年秋に開催される「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」を広くPRするために、
和歌山電鐵貴志川線の車両をマスコットの「きいちゃん」でラッピングした「きいちゃん電車」で、国体終了後2016年6月に「うめ星電車」に改造されました。
うめ星電車 2019.4.9 撮影
2273 大池遊園付近 2016.9.25 撮影 2703 岡崎前 2016.9.25 撮影
大池鉄橋を渡る2273きいちゃん電車 2013.6.15 撮影
2273きいちゃん電車 甘露寺前 2014.2.5 撮影
2273編成 日前宮2012.12.23 撮影 ほたるのHMを付けた南海電鉄時代の2703 2004.6.13 撮影
2018年6月18日に和歌山電鐵と日本動物愛護協会がコラボレーションし「動物愛護ラッピング広告電車」が登場しました。
大池遊園 2020.4.6 撮影
大池遊園 2019.4.9 撮影
さよならHMの2274(2005.3.27撮影)さくらHMの2704(2016.4.5撮影)
2009年3月21日 たま駅長をモチーフにした、水戸岡鋭治デザインの第3弾「たま電車」が登場しました。
2014年1月5日、たま電車に待望の猫耳が付いた上に帽子をかぶり少し変身しました。
大池の鉄橋を渡る「たま電車」 2020.4.6 撮影
たま電車2275 2014.4.7 撮影 伊太祁曾 2705 2015.5.31 撮影 日前宮
猫耳が付く前, クリスマスHMを付けた「たま電車」 2012.12.23 撮影
さよならのHMを付けた南海時代の2275 2705 2005.3.27 撮影
2021年12月4日 水戸岡鋭治デザインの「たま電車ミュージアム号」が2007年7月29日に運用開始した水戸岡鋭治デザインの第2弾「おもちゃ電車」を改造し登場。
たま電車ミュージアム号 2021.12.11 撮影
たま電車ミュージアム号 2021.12.8 撮影
おもちゃ電車 2019.4.9 撮影
おもちゃ電車 2007.10.20 撮影
2276 2006.12.17 撮影 ・ 南海時代の2706 2005.1.3 撮影
2017(平成29)年1月に期間限定で「おも+たま電車」が登場しました。
「たま電車」の和歌山方2275と「おもちゃ電車」の貴志方2706の紅白の組み合わせで車両検査の都合で連結されました。
「おも+たま電車」大池遊園橋梁 2017.1.13 撮影
「おも+たま電車」 岡崎前-交通公園 2017.1.13 撮影
今後、LRT導入や紀勢線を介して南海和歌山市駅乗り入れやが予定されており、 貴志川線継続のためアイデアマン小嶋社長の手腕を期待しております。
伊太祁曾駅で並んだ新旧車両の顔合わせ 1985.3.28 撮影