なおなっく物語(青春編:中学)

エロ本

中学時代、私は野球部に入っていた。
野球部の話は後で書くとして、野球部のランニングコース(木村パンの近くの人気のない場所)にいつもエロ本が捨ててあった。
そのエロ本に目を付けていた悪ガキ3人のうちの1人が私である。
ちなみに3人には2つ上にねえちゃんがいた。
また、3人のうちの1人(ここでは、クロンボと呼ぶ)は、担任が二十歳の先生(音楽、体育担当。部活はテニスを教えていた。ここでは、ブーと呼ぶ)でとても若く元気が良かった。

土曜日、部活が終わると、悪ガキトリオでエロ本を見にランニングコースへ通っていた。
エロ本は、国道沿いに落ちているため、少し竹藪の中に入って見ていた。
当時は、平凡パンチなどの雑誌であったが、ちょっとでもおけけが見えると大騒ぎ。今では大したことはない平凡なものでも興奮したものだ。
ちなみに、この頃、私には、おけけがなかった。中2の修学旅行時に2,3本生えていて、友達に生えているか聞いてみたら、生えてなーいと返事があったので、その2,3本を抜いた。中3、高1くらいから本格派に!!

ある日、3人のうちの1人(ここではサルと呼ぶ)を部活でいじめたら、いじけていたので、仲直りのためにエロ本を見に行こうといったら、急に元気になりやがった。単純なやつである。
いつものように切替式の自転車に乗り、エロ本を見にいった。
竹藪の中でエロ本を見て喜んでいた3人は、ある物音が聞こえたので、エロ本をその辺に投げた。

目の前に現われていたのは、ブーだった。「あんたたち、なんしよっとねー」。

3人は無言。その時は、エロ本は、投げていたので見つかっていないと思っていた。
「あんたたち、こげんところで、なんしよっとねー」
竹藪の中に3人。今思えば、怪しいって思うよねー。

とっさに訳がわからないことを言う。「竹ば見に来た。」「堤に魚んおるけん見よった。」などと変なことを言い出す。

ブーは、「ねえちゃん達には言わんけん、本当のこつば言いなさい。」というけん、
「エロ本の落ちとったけん、見よったったー」と答えた。

「あんたたち、そげんことば、せんっちゃー。ちゃんと部活ばせんねー」などと説教を受けて、二度とこんなことをしないと言う約束をして、その日は解散した。

翌々日の月曜日になり、ブーに昼休み体育館へ3人は呼ばれた。
体育館に入るなり、2つ上の野球部の先輩に「先生、こりどんなー。エロ本ば見よったとはー。」

ばれとるやっか。先輩が知っていると言うことは、すぐにねえちゃんにばれる。「やばっ」と思いつつも知らん顔して呼ばれた所にいった。
ブーに「先生が、言うたことはわかっとるとー。」などと説教を受けた。
いまだに、体育館に呼ばれたことが分からない。体育館には教官室もない。音楽室に呼ばれるならまだわかるんだけど。。。。

エロ本が見つかったことはどうでもよく、先生が嘘をついたことに「たいぎゃー腹んたった」ことを思い出す。
若いころの青春である。

話は変わり、部屋に「スーパーエロス」というエロ本を隠していた。
その当時、スーパーマリオというゲームがはやっていた。
ある日、母ちゃんが2階の私の部屋を掃除していて、1階でテレビを見ていた私は大きな声で呼ばれた。

「なんねー。こんスーパーマリオは?」

意味が分からず、きょとんとしていたら、「こげん、スケベな本は見んとよー。」
意味が分かり、やばいと思ったが、ばれたものは仕方がない。「うん、分かった」と返事。

スーパーマリオはないだろう。と笑ったことを思い出す。

エロ本話はこのくらいにします。