31.箕面市外院ウツギ谷道奥の池北東の道標

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箕面市外院 南からウツギ谷参道を北に進み、奥の池(下池)の北東50m、上池への道が分岐する三叉路の西部に東を正面に建つ
(ここから、ウツギ谷参道は北西(左)に続き、北東の道は表参道の「72.箕面市粟生間谷表参道十丁丁石」に続く、現在の案内地図で
は、G4ポイントと言うらしい。)
頭丸型角柱 51x20x20p(頂高3p)(像部19x15x2cm)
N34.854252 E135.493306


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東面
┌―――――――――――――――――┐
│(座像)かち於し         │
│      十五         │
└―――――――――――――――――┘
(「於」は「お」で勝尾寺であろう))

南面
┌―――――――――――――――――┐
│木室清香信女           │
└―――――――――――――――――┘

北面
┌―――――――――――――――――┐
│澤應妙順信女           │
└―――――――――――――――――┘

西面
┌―――――――――――――――――┐
│(なし)             │
└―――――――――――――――――┘


(東面の「十五」は、十五丁と思われ、経路を、ウツギ谷参道(しらみ地蔵から三町丁石の表参道)として、
 明治の地図上で想定し、此処から勝尾寺本堂までの平面上での距離が1.5qと読み取れるので、標高差が
 登り150m、下り50mを考慮すれば、1丁程度の差はあるものの、山門でなく、本堂への距離を示してい
 ると思われる。尚、経路をウツギ谷参道にしたのは、道標案内面が進行方向に向いていない為、道標に正
 対し進みやすいと感じられる道を選択した事に依る。(表参道へは真後ろに進むことになる。)
  因みに、ここから表参道の「十町丁石」までは400m弱の距離であり、表参道経由とすると、平面上で
 の距離が1.7qとなり、少し足りない(遠回りにもなる)ことも考慮した。
  参道上に残る丁石の多くが、山門までの距離に合せて移設されているようだが、この道標はその難を逃
 れたかに見える。)
(丁石に関しては
 43.「箕面市勝尾寺の東巡礼道丁石一覧」
 44.「箕面市勝尾寺の表参道丁石一覧」
 45.「箕面市勝尾寺のウツギ谷参道丁石一覧」
 46.「箕面市西江寺の高山道参道丁石一覧」
 も参照下さい。)

写真eimg4130 写真eimg4131 写真eimg4145
【1.道標を南に望む 【2.道標を北に望む 【3.道標を北西に望む
 右奥ウツギ谷道外院へ  左、ウツギ谷道勝尾寺へ  ウツギ谷参道勝尾寺へ
 左、表参道十町丁石へ】  右、表参道十町丁石へ】  道標左は川が流れる】

写真eimg4139 写真eimg4141 写真eimg4129
【4.道標の東面下部拡大 【5.同左光を上から当てた 【6.案内板を北に望む
 「…かち於し」  「…かち於し」  「G4」ポイント
 「十五」と読める】  「十五」と読める】  と言うらしい】

写真dimg2458 写真cimg7535
【7.箕面市の道標】 【8.勝尾寺への参道】
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