39.箕面市箕面公園2昭和の道標

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箕面市箕面公園2  滝前休憩所北端から40m、府道43号へ登る階段が滝道から分岐する地点の東部に、西を正面に建つ
角柱 186x西面37.5x22p
N34.853206 E135.472024


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西面
┌―――――――――――――――――┐
│日本               │
│  三寶大荒神参道        │
│最初               │
└―――――――――――――――――┘

北面
┌―――――――――――――――――┐
│應頂山 勝尾寺          │
└―――――――――――――――――┘

東面
┌―――――――――――――――――┐
│昭和十五年三月吉祥日       │
│ 願主 大阪市港區        │
│     川越謙吉        │
└―――――――――――――――――┘

南面
┌―――――――――――――――――┐
│(なし)             │
└―――――――――――――――――┘





(昭和十五年は西暦1940年。)
(『箕面のみちしるべ』箕面市教育委員会、平成三年刊、では、60)
(同書に「三宝荒神は一般にかまどの神として信仰されており、勝尾寺では本堂の西側に堂がある。」とし
 ており、勝尾寺の案内でも、三宝荒神堂と記されているので、勝尾寺と矛盾はない。
 当道標の南70mには、明治の勝尾寺への道標があり、そこへ、案内する為だけの道標であるとするのは、
 そぐわない気がする。
 そこで、当道標から、前述の道標が示す、現在の府道43号に出る坂道の途中に合流する為の新しい道
 (階段)が出来た時に案内が必要となり建設されたものではないか。
  ただこれも東面が隠れ、何もない南面が見える点、回転や近接移設が考えられる。
 例えば、Y字路の南部、分岐点の中央(現案内板)に、現西面が北面して建っていたなどすれば、三面と
 も人目に触れ、勝尾寺へは階段を登る道に向かう事を示し、滝道を戻る人には、何も書かれていない面が
 見え、違和感はなくなる。)
(丁石に関しては
 43.「箕面市勝尾寺の東巡礼道丁石一覧」
 44.「箕面市勝尾寺の表参道丁石一覧」
 45.「箕面市勝尾寺のウツギ谷参道丁石一覧」
 46.「箕面市西江寺の高山道参道丁石一覧」
 も参照下さい。)

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【1.道標を北に望む 【2.道標を北に望む 【3.道標を南東に望む
 階段下手摺の向に  奥(北)箕面大滝  右上階段を勝尾寺へ
 当道標がある】  左、東側滝道を駅へ】  現案内板が元位置か】

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【4.箕面市の道標】 【5.勝尾寺への参道】
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