42.箕面市萱野2の道標

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箕面市萱野2−9 当対池(とたいけ)公園の池の南西部四辻の南東部に東を正面に建つ
頂部丸型角柱 94x19x19cm(頂高4cm)
N34.831199 E135.484834


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西面
┌―――――――――――――――┐
│春く 京道          │
└―――――――――――――――┘
(春くは変体仮名すぐ)

東面
┌―――――――――――――――┐
│春く みの於         │
└―――――――――――――――┘
(於は変体仮名お)

北面
┌―――――――――――――――┐
│施主 京 中本氏       │
└―――――――――――――――┘

南面
┌―――――――――――――――┐
│(なし)           │
└―――――――――――――――┘


(『箕面のみちしるべ』箕面市教育委員会、平成三年刊、には記載なし。)
(西(箕面方面へ)800mに、同一施主・願主と思われる道標「箕面市箕面4の道標」があり、うり二つ
 である。同時に建てられたものであろう。
 又、東へ500m弱(現新御堂筋で行けないが)には、「箕面市西宿1の道標」があり、追修主が、「皇都、
 中本氏」となっていて皇都は京で、同一人物と想像できそうなら、この二つの道標も「天保十一庚子春」
 建立になるものと思われる。
 (この道標のみ氏名が「中」となり、他は「中木」であるが同一人とした。)
 この三基をセットで考えると、西国街道を京都方面から下って来て、箕面山、瀧安寺へ誘う事が第一義で
 ある様に思え、西宿1の道標で西国道を離れ、この道標の、東面を見て直進し、箕面4の道標で巡礼道に
 合流し直進し、箕面5丁目1の三叉路辺りにもう一基北へ分岐の案内を設け、「箕面1の中の坂の道標」
 へ到る道筋を案内するものとする。
  尚、箕面山瀧安寺に関連する丁石ではないかと思われるものが、高山道に数点あり、下記46.より参
 照下さい。)

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【1.道標を北東に望む 【2.道標を南に望む 【3.道標を西に望む
 右街路灯の下当道標  左(東)京へ  奥(西)箕面へ
 右奥(東)京へ】  右、箕面へ】  左、芝へ 右、坊島へ】

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【4.道標を東に望む 【5.箕面市の道標】 【6.勝尾寺丁石分布図】
 東(奥)西国街道
 に合流し京へ】

(比較の為、三基の道標を載せておく)
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【7.箕面への案内 【8.京への案内 【9.施主部分
 西宿1は「山」とす】  西宿1には「京」なし】  西宿1は「皇都」萱野2は「本」】

(各道標の詳細は下記参照。
 1.「箕面市箕面4の道標」
 2.「箕面市西宿1の道標」

(丁石に関しては
 43.「箕面市勝尾寺の東巡礼道丁石一覧」
 44.「箕面市勝尾寺の表参道丁石一覧」
 45.「箕面市勝尾寺のウツギ谷参道丁石一覧」
 46.「箕面市西江寺の高山道参道丁石一覧」
 も参照下さい。)
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