19.神戸市灘区十善寺山門東下の道標

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神戸市灘区一王山町12−48 十善寺仁王門下階段の東脇斜面に西を正面に建つ
自然石角柱 51x24x23p(龕部12x11x-1p)
N34.72888 E135.239497


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西面
┌─―――――――――――――――――┐
│(座像)左 一王(山)       │
└――――――――――――――――――┘
(( )部は『』より)

南面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘

東面
┌─―――――――――――――――――┐
│   九月廿一日          │
│  十月十六日           │
└――――――――――――――――――┘

北面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊には記載なし)
(「左一王」を「一王山」とし十善寺として問題は無いと思うが、此処に建てる必要はなく、移設されたのは間違い
 ないであろう。十善寺を案内する道標は現存(2020)6基確認しているが唯一境内に建っている。大きさや形が
 南200mにある「灘区一王山町12の道標」とよく似ており、その道標に置き換えられた可能性もある。東面の
 右上部が欠けた為建て替えられたものとすると此方が古い事になるが年号は分からない。
  又、東面の紀年と思われる日付が二つありこれは、命日と供養塔建立日を書く場合に見られることが多いが、こ
 れにはそれらしい文言と年号が見えず残念である。前述の道標も六月朔日とだけあり、年号が故意に削り取られた
 ものかも知れない。日付二つは「猪名川町民田の道標」「島本町高浜常春寺の道標」等がある。)
(座像は、寺の本尊が十一面千手観音菩薩とあり、観音像であろうか。
 参考、当道標龕部12x11x-1p、像部11x8x1p、頭部3x2.5p、他方龕部16x17x-1p、14x14x1p、頭部5x4p。と
 当道標の像部が少し小さい。石自体は当道標は少し埋もれて51x24x23p、他道標60x23x22pとほぼ同じである。)
(七基の道標は
 1.「当道標」一王山のみ案内
 2.「灘区一王山町12の道標」一王山のみ案内
 3.「灘区一王山町8の道標」
 4.「灘区寺口町1の道標」一王山のみ案内
 5.「灘区寺口町2の道標」
 6.「灘区篠原南町1の道標」一王山のみ案内
 7.「灘区六甲台町5の道標」一王山のみ案内
 である。)

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【1.道標を北に望む 【2.道標を東に望む 【3.道標を南に望む
 左上(北)仁王門  右後ろ下駐車場へ  背後に仁王門
 右端に当道標】  左隅、階段の手摺】  奥(南)参道口へ】

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【4.道標を北東に望む 【5.道標を西面上部 【6.道標東面の拡大
 後寺縁起に本尊  観音像かも  「九月…」の上部
 十一面千手観音】  しれない】  削り取られたかも】

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【7.道標西面拡大 【8.道標を西面下部 【9.道標南面下部の出っ張り
 を北西に望む  「左一王山」は  右側面が東面になり
 左下に当道標】  移設の証明】  南面下2p出ている】

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【7.神戸市東部の道標】
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