10/10 地図表示
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1.【地図表示】は二つのシートから出来ています。
 「概要」
 ・「地図」シートには、データを取込む(書き戻す)為の情報と、地図表示用URL文字列を作成する為の情報を持ちます。
  手順的には、このシートへ、先に値を設定する必要があります。
  対話型で指定する為の「地図設定/データ取込」画面(フォーム)が用意されています。(シートへ直接入力も可能)
 ・「地図用」シートを使い地図を表示します。
  このシートに場所情報を含むデータを取込んだ後(直接入力も可)、シート上のボタン等を操作することで
  シート上に埋め込まれた、Webブラウザオブジェクトに、「Google static maps」(注、Google*)を使用し、地図とマーカを表示します。
  場所情報として使用できるのは、緯度・経度と、日本語住所の二種類です。
  緯度と経度がある時は、その数値を直接使用するが、
  無い時は、日本語住所をジオコーディングし、緯度・経度に変換して使用します。
  上記地点をマーカ付きで表示させる為の「マーカ設定」画面(フォーム)が用意されています。
  4種類の地図に、1〜30数地点のマーカを表示することが出来ます。
  地図の移動、拡大縮小も可能です。
 ・地図用データを書き戻す(出す)ことが出来ます。
  (注)、地図データは利用者が作らなければなりません!
  (注)、記事(説明)は地図に表示出来ません。マーカを表示します。
  「参考」地図表示の為に、参照設定が三つ増えています。
   1.Ms Internet Controls 1.0
   2.Ms Script Control 1.0
   3.Ms XML. v3.0
↓末尾へ
 ・シートのイメージ
図1.地図表示に使用する二つのシート
   1-1.地図(詳細へ)    1-2.地図用(詳細へ) (地図の表示はこのシート上で行う)
2.「地図」シートの詳細。
 ・最初に、利用者が作成した任意のシートから、データを取込む為の情報を入力します。
  (地図設定/データ取込画面(フォーム)(図3)から入力することをお勧めします。
   入力値は、このシートの22行目以降、に書き込まれます。)   地図設定/データ取込画面へ→
  以後この保存された値が、使用されます。(書き込む時や、その後の再取込の時)
 ・又、地図表示の操作を行った時(操作は図5参照)、このシートで必要な値を計算し、
  その値を使い、URL文字列を作成後、「地図用」シートに地図が表示されます。
     図2. 地図シート  1.指定項目の説明
 指定項目  説明  説明  説明 
1.取込元取込元ブックのパス直接入力可ブック指定ボタン、を押すと対話型で可能
  ブック名ファイル種類まで要
(.xlsx 等を付ける)
直接入力可ブック指定ボタン、を押すと対話型で可能
  シート名出力シート名直接入力可アクティブシート選択ボタンを押すと、
シート名を取り込む
2.縦型指定横型:明細行が下向にあるもの縦型:明細列が右から左へ並んでいるもの縦型の時は、行を列に、列を行に読み替える
 データ開始行
    終了行
取込みたい先頭行
取込みを終えたい行
未入力は2
未入力は最終
書き込みの時には無関係
3.日本語住所現在の住所でお願いします
(過去の住所は不可)
該当が無い時でも、
出力時の為に適当な列を指定する

緯度・経度が無い時
これをジオコーディグし使用する
4.緯度数値で、住所より優先します−90〜90度、小数以下6桁
5.経度数値で、住所より優先します−180〜180度、小数以下6桁
6.標高未使用何にでも使用して下さい
7.記事出来事や事象等地図には表示されないが、地図を見る時重要です。シート上で見難い場合は、改行入力し
セルの書式指定を利用する。
8.マーカ記事の代わりにこれを表示しますA,B,C〜Z,1,2,〜0 半角英数背景色も指定する
9.年号和暦の年号地図には無関係データのソート等に使う
10.年和暦の年
11.閏月 閏月かどうか
12.月 月
13.日 日
14.刻 刻
15.分刻 分刻
16.西暦年西暦年
17.月 月
18.日 日
19.曜日 曜日
20.時 時
21.分 分

 2.【地図】シート上のボタン

     図3. 地図設定/データ取込画面表示ボタン
  「地図設定/データ取込画面表示」ボタンを押すと、図4、が表示されます。
  (和暦―西暦変換画面から、「地図設定へ」ボタンを押した時も、これが表示されます。)
 3.【地図設定/データ取込】画面

     図4. 地図設定/データ取込画面 (画面に入力した内容は、「地図」シートに書き込まれます。)  【画面上のボタン】説明
  1.「ダイアログからブックを指定」ボタン:後述
  2.「アクティブシートを選択」ボタン:後述
  3.各項目の「■」ボタン:後述
  4.「データ取込後地図用シートへ」ボタンを押すと、
   「地図」シートに登録されている情報に従って、取込元ブックを開き、シートをアクティブ(選択状態)にし、(注1)
    開始で指定された行のデータから、各項目として指定された列の値を、「地図用」シートの所定の欄へ代入し、(注2)
    終了指定行まで取込んで終わり、「地図用」シートを表示します。
   (注1)取込元ブックは、Excel2003,2007,2010 等が可能。
   (注2)このボタンを押した時は、前の「地図用」シートの内容は消えてしまいます。
  5.「取込元シート表示」ボタンを押すと、
   「地図」シートに登録されている情報に従って、取込元ブックを開き、シートをアクティブ(選択状態)にする。
  6.「地図用シートへ(取込まず)」ボタンを押すと、
   データ取込を行わず、「地図用」シートを表示します。
  7.「マーカ設定画面へ」ボタンを押すと、
   データ取込を行わず、「地図用」シートを表示し、かつ、マーカ設定画面を表示します。
  8.「和暦変換画面へ」ボタンを押すと、
   和暦―西暦変換画面へ戻ります。
  9.「閉じる」ボタンを押すと、
   フォームを閉じて、「地図」シートが表示されます。
  1−1.【ダイアログからブックを指定】ボタン。(取込元を、指定する)
   このボタンは、取込元を変える時、に押して下さい。(ディレクトリ、ブック、シートを直接入力も可能)

     図5. ファイルを開くダイアログ(対話型で指定)へ移るボタン   1−2.【ファイルを開く】ダイアログでの指定方法(取込元を、指定する)

     図6. ダイアログでブック指定のイメージ   2−1.【アクティブシートを選択】ボタンの説明(取込元を、指定する)
   1.取込元ブックを表示(開いて)後、
    そのブックの取込みたいデータのあるシートをアクティブ(最前面に表示)にしておき、
    図7の、「アクティブシートを選択」ボタンを押すと、シート名が取込まれます。
   2.直接シート名を入力することも可。

     図7. 取込元シート、指定のイメージ(図では、年表2シートを選んでおき)   3−1.【■】ボタンの説明
   1.取込元シートを表示して、
    取込みたいデータのある列を選択(カーソル位置づけ)しておき、
    この「■」ボタンを押すと、列の値を取込ます。(図、省略)
3.【地図用】シート
 ・地図表示用のシートです。データ部分と、地図表示領域で出来ています。
 ・1行目は見出しと、操作用ボタンが配置されています。
 ・2行目以降が、地図表示に使用されるデータ部です。
 ・マーカ(2列目)を対話型で指定する為のフォーム(画面)が用意されています。   マーカ設定画面へ→

     図8. 地図用シート(地図が表示された例)  1.列の説明
 列と見出  意味  説明  備考 
1.1列目Webブラウザ表示領域地図を表示する為のオブジェクト表示操作をするまでは地図は見えない
2.元行取込元シートの行位置データ取込時にこのシートに設定されるデータ書き戻し時には、
この行に上書きされます。
3.マーカ記事の代わりにこれを表示しますA,B,C〜Z,1,2,〜0 半角英数背景色も指定する
設定用画面があります。
4.日本語住所現在の住所でお願いします
(過去の住所は不可)
住所変更時の注意参照※
該当が無い時でも、
出力時の為に適当な列を指定する

緯度・経度が無い時
これをジオコーディグし使用する
5.緯度数値で、住所より優先します−90〜90度、小数以下6桁
6.経度数値で、住所より優先します−180〜180度、小数以下6桁
7.標高未使用何にでも使用して下さい
8.記事出来事や事象等地図には表示されないが、地図を見る時重要ですシート上で見難い場合は、改行入力し
セルの書式指定を利用し折返しに
9.列目以降
  年号〜時分
各見出し参照地図には表示されないが、
表示する記事を時系列で並べる等に利用する
見出しと一致しない項目を指定しても良い
西暦年はグレゴリオ暦がよいと思う

   ※住所変更時の注意
   緯度・経度の数値が入っている場合は、住所を変更しても表示位置は変わりません。
   緯度・経度の値をクリアして、住所が優先されるようにして下さい。  2.【地図用】シート上のボタン
  1.【マーカ設定画面を出す】ボタン

     図9、マーカ設定画面を出すボタン(下図18の、画面が表示される。)
  2.【和暦西暦変換画面へ】ボタン
  3.【地図設定/データ取込画面へ】ボタン

     図10、その他、フォームを出すボタン
   各々指定した画面に移動する。
 3.【地図表示】ブラウザ用のボタン
  1.【選択場所(複数可)を地図に表示】ボタン
    下図の様に、複数場所を選択しておき、

     図11、地図に出す場所を選択(飛び飛びも可)

     図12、このボタンを押すと(下図の左側)
地図の例
   図13−1.複数表示例(道路地図)    図13−2.一地点表示例(地形図)
 (2.ボタンではないが、一ヶ所だけ地図に表示する場合は、シート上の表示したい行にカーソルを位置づけ、ダブルクリックする。)   3.【地図の種類を代える】オプションボタン
   1.【道路地図】
   2.【航空写真】
   3.【地形図】
   4.【道路地図+航空写真】
   いづれか、1つを選択する。
   注)地図の種類により、地図の縮尺率が変わる場合があります。

     図14.地図の種類指定
  4.【地図を移動させる】ボタン
   1.【】ボタン:枠を上に移動(地図の北側が見える)
   2.【】ボタン:枠を下に移動(地図の南側が見える)
   3.【】ボタン:枠を左に移動(地図の西側が見える)
   4.【】ボタン:枠を右に移動(地図の東側が見える)
     図15.地図移動用ボタン
  5.【地図の倍率を代える】スピンボタン
   1.【▲】ボタン:拡大(地図の細部が見える)
   2.【▼】ボタン:縮小(地図の広範囲が見える)
   注)地図の種類や場所により、拡大率が頭打ちになる場合があります。
     図16.地図の縮尺を変更
  6.【地図に表示するマーカ】に関するオプションボタン
   1.【マーカを表示する】ボタン:指定されたマーカが、表示される。
   2.【しない】ボタン:マーカの指定に関係なく、マーカは表示されない。
    いづれか、1つ選択。

     図17.マーカ表示の指定
 4.【マーカ設定】画面の説明

     図18. マーカ設定画面   5.【ボタン】の説明
  1.【この場所を表示】ボタン
    現在画面上に表示されている場所を1件だけ地図に表示する。
    (シート上で「ダブルクリック」した時と同じ動作)
  2.【▲、▼】ボタン
    現在の画面に表示されているデータの1件前(▲)、1件後(▼)のデータを表示する。
    その右、「指定行」に数値を入力すると、該当行に移動します。
  3.【複数表示n件】ボタン
    現在画面を出す前に選択されていたデータ(場所)を複数件、一度に地図に表示する。
    (シート上の【選択場所(複数可)を地図に表示】ボタンを押した時と同じ動作)
  4.【マーカ背景色指定】ボタン
    現在画面上に表示されている場所に対するマーカの背景色を、対話型で指定する。

     図19.マーカの色指定 地図用シートのマーカのセルの背景色として保存される。
  5.【地図設定/データ取込へ】ボタン
    「地図」シートへ戻り、上記の画面を表示する。(データを書き戻す場合に押す)
  6.【閉じる】ボタン
    画面を消し、「地図用」シートへ戻る。 4.地図の表示が終わった後に、
 【データを書き戻す】機能
  「地図用」シートにある住所情報やマーカ等を、取込元のシートに書き戻すことができます。
  1.上記、図4の「地図用データを書き戻す」ボタンを押すと。

    書き戻す為のシートが表示された上に、下記画面が表示されます。

     図20.書き戻し実行確認画面 
  2.この画面で、「はい」を押すと、
   取込元シートの該当行に(地図用シートで「元行番号」があるものだけ)上書きされます。
   「いいえ」を押すと、何もせずに戻ります。 【参考】
 ・緯度、経度の値をGoogle*で調べる方法。
  1.インターネットエクスプローラを起動する。
  2.Google 検索画面を出し、上部バーの「地図」を選択。(Google Maps を直接表示してもよい)
  3.最低限県名を入れ、虫眼鏡(検索)ボタンを押し、そこそこの地図を表示させる。
  4.パネル部の下部(地図表示域の左側(隠れている場合は「パネルを表示ボタン(黒三角印)」押すと出る))の、
    「マップ Lab-ヘルプ」と青でかかれた部分の「マップ Lab」部をクリックする。
    Labs ツールの一覧が表示されるので、下の方に位置する、「緯度経度ツールチップ」を「オン」にする。を選択し
    「変更内容を保存」ボタンを押して下さい。
  5.その後、目的となる地図に戻り、探している場所にカーソルを位置づけ、「Shift」キーを押すと、緯度・経度が見える。
【注意】
 ・インターネットに接続出来ない状況で、テストが出来ていません。
  地図表示の操作さえ行わなければ、その他の機能は使用出来ると思います。
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 注) Google* は Google Inc. の商標です。